クラファンは「資金調達」を軸に戦略を組んではいけない

クラウドファンディングにおいて資金を集めることの重要性は語るまでもありません。ただ、資金を集めることだけに注目し、戦略を組んでいくことはやってはいけないことです。

結論、「ステークホルダーと長期的に良好な関係を築く」ことを目的に戦略を組んでいくとクラファンはうまくいきます。

なぜ「資金調達」を軸に戦略を組むとうまくいかないか。

1.資金を集めるという目先のコミュニケーションでは長期的に見たときにメリットが少ない

クラウドファンディングは準備含めて数か月の期間で実施されますが、ステークホルダーとはクラファンが終わった後も関係がずっと続きます。

目先の目標金額に気を取られたコミュニケーションを取ることで、資金は集まっても関係性を崩してしまうことも。

クラファンで大事なことは資金調達をしつつ、関係性を築きたいステークホルダーといい関係性を築くこと。

もっというのであれば、クラファン中に資金調達ができなくてもいい関係を築くことができれば、クラファン以上のリターンを手に入れることも可能なのです。

2.長期的関係性を意識した戦略とは

まず大前提として「ステークホルダーと長期的にどのような関係を築きたいか」を整理する必要があります。(広報PRの基本ですね!)

整理出来たら、広報計画をたてます。

▼広報計画の立て方についてはこちら

広報計画の中で、クラウドファンディングの位置づけを決めましょう。

位置づけが分かれば、自ずと逆算してどの時期にどのようにステークホルダーとコミュニケーションをとっていくかが浮かび上がってきます。

そして、何より大事なのはリターン。
「ステークホルダーと長期的に関係性を築くことができる」リターンを設定できれば、クラファン終了後もいい関係性を築き続けることができます。

いい関係性を築けるリターンの要素とは
①長期的に得できる
②対面でしっかりコミュニケーションが取れる
③所属感が得られる
ですね。

しっかりビジョンや理念を反映させることを忘れずに。

 

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