広報担当者になって「広報のネタ探し」に頭を悩ませること、一度や二度、ありませんか?
新商品の発表や公開報告、イベント告知など、発表するネタがある場合は、そこに注力をして発信していけば良いですが、会社として動きがない場合の配信ネタに困った!という声をよく聞きます。
今回は広報するネタがない時期に広報ができること5選をピックアップして解説します。
1.社内から情報を吸い上げる
ここは大前提の大前提。
まずは、現場の社員にネタになる情報はないか?聞きまわってみましょう。
直接お客様と関わる現場はネタの宝庫です。情報が眠っている可能性があります。情報が自然と広報に上がってくるような体制が前提としてあるかどうか。あがってこないとしても社員とのコミュニケーションからネタが見つかることもチラホラ。しっかりコミュニケーションを取ること、大事です。
2.サービスや商品の事業状況お知らせをPRする
商品やサービスがどのくらい売り上げがあがり、社会に影響を与えたか。経過報告を発信してみる。これ結構おすすめです。
メディアはそもそも社会性があるものを発信したいと思っています。自社商品がどのぐらいの人に利用され、どのような影響があったか。
社会に与えた影響に置き換えて、PRしてみましょう。
3.社会貢献や地域活動、他社とのコラボをPRする
社会貢献活動や地域・地方とのコラボレーションなどを発信していくのも効果的です。コラボによって生まれるもの、社会に与える影響を可視化し、発信することで、メディアに取り上げられる機会が舞い込んでくることも。
4.社会の動きに着目する
新聞やテレビ、雑誌、広告など様々な媒体からトレンドをチェックしてみましょう。今まで同じ視点でネタ探しをしていたという方は、別の視点から見ることにより、思わぬネタが落ちている可能性があります。
広報ネタあるあるですが、季節ネタを応用するのも一つの手。
例えば…春の場合は、入園式や遠足、夏の場合は海水浴や花火…など季節によって必要な商品が変わってきます。
そこから紐づけて自社の商品をアピールしたり、自社で今取り組んでいることを発信したりと様々な切り口が使えます。
5.独自調査やアンケート結果をPRする
どうしても広報ネタが見つからない…!と困った場合は、アンケート調査を実施し、公開する方法もあることを覚えておきましょう。
第三者が見た時に「参考になる」「取り上げたい!」と思う調査結果を広報ネタとして取り上げることによって、記事として活用も行えるので、1つのアンケートからに一石三鳥くらいの広報ネタに広がっていきます。
====
広報のネタがない…と思っていても、実は視点を変えればネタが落ちていたということは意外にあります。
新商品のリリース報告や、新商品の発売だけではなく、日常のちょっとしたことでも広報ネタに繋がる可能性はあるので、まずは広い視野を持ってネタになるかどうかアンテナを張っておく習慣を身につけておきましょう。
▼広報の相談はこちらから